以前は、冬になると嫁の車にスタッドレスタイヤを付けていました。
「冬だからスタッドレス」
これが当たり前だと思っていたからです。
ところが、よく考えてみると、私たちが住んでいる地域では、冬の間ずっと雪が降るわけではありません。
何年かに一度、積雪することはありますが、雪が降っても昼過ぎには溶けてしまうことが多い。
そうなると、せっかくスタッドレスタイヤに交換しても、結局一度も雪道を走らないまま冬が終わることも珍しくありません。
それなのに、毎年タイヤ交換をして、保管場所を確保して、春になったらまた交換する。
60代になった私にとって、これはなかなか大変な作業です。
そこで我が家が出した答えが、
「スタッドレスタイヤをやめて、布製タイヤチェーンを準備しておこう」

というものでした。
今回は、そんな私がタイヤチェーンについて思うことを、実際の生活目線でお話しします。
スタッドレスタイヤを毎年交換するのが、だんだん大変になってきた
スタッドレスタイヤの性能については、もちろん信頼しています。
雪道や凍結路を走るなら、スタッドレスタイヤは非常に心強い存在です。
しかし、問題は**「本当に必要なのか?」**ということ。
私の住んでいる地域では、冬だからといって雪道を走る機会が毎日のようにあるわけではありません。
むしろ、
「今年もスタッドレスに交換したけど、結局一度も雪が積もらなかった」
という年の方が多いくらいです。
そうなると、スタッドレスタイヤを履いている期間は、普通の道路を走っているだけ。
当然、タイヤの溝は少しずつ減っていきます。
そして春になれば、今度はノーマルタイヤへ交換。
外したスタッドレスタイヤは、次の冬まで保管しなければなりません。
これが意外と面倒なんです。
タイヤは4本ありますから、かなり場所を取ります。
しかも、屋外に適当に置いておけばいいというものでもありません。
直射日光や雨などを避けながら保管する必要があります。
つまり、
「ほとんど雪道を走らないのに、タイヤ交換と保管の手間だけは毎年発生する」
ということになります。
若い頃なら「まあ、仕方ないか」で済ませていたかもしれません。
でも、年齢を重ねると、このタイヤ交換が結構な重労働なんですよね。
「これ、いつまで続けるんだ?」
そんなことを考えるようになりました。
そこで考えたのが「布製タイヤチェーン」という選択
そこで私が目を付けたのが、布製タイヤチェーンです。
もちろん、スタッドレスタイヤと布製タイヤチェーンは同じものではありません。
ここは大事なところです。
雪道を頻繁に走る人や、雪国で生活している人なら、私はスタッドレスタイヤを選ぶ方が安心だと思います。
しかし、私たちのように、
- 普段はほとんど雪が降らない
- 何年かに一度だけ積雪する
- 雪が降っても短時間で溶けることが多い
- 冬の間ずっと雪道を走るわけではない
という地域なら、
「万が一の雪に備えてタイヤチェーンを用意しておく」
という考え方もありではないでしょうか。
最近は天気予報もかなり細かくなりました。
大雪の予報が出れば、前日から準備することもできます。
「明日は雪が積もりそうだな」
となれば、その時点で布製タイヤチェーンを準備する。
これなら、雪が降るかどうか分からない冬の間ずっとスタッドレスタイヤを履いておく必要がありません。
何より私がいいと思ったのは、タイヤ交換をしなくていいこと。
これが60代の私には大きい。
タイヤ4本を持ち上げたり、交換したりする作業は、想像以上に身体に負担がかかります。
「安全のため」と思ってやってきましたが、これからは安全だけでなく、自分の身体への負担も考えなければならない年齢になったと感じています。
嫁でも取り付けできそうなのが布製タイヤチェーンの魅力
我が家では、嫁の車に布製タイヤチェーンを準備する予定です。
嫁に実物を見せると、
「これなら私でも何とか付けられそう」
と言っています。
本当に一人で取り付けられるのかは、まだ分かりません(笑)。
でも、これまでの金属製タイヤチェーンやゴム製チェーンと比べると、かなり現実的だと思っています。
金属製チェーンは、嫁、娘は、絶対に無理です。(私は、仕事がら付け慣れていますが。)
ゴム製チェーンも、私でも難儀しますし。慣れていなければ取り付けに苦労します。
ましてや嫁に、「雪が降ったら自分で付けてね」とは、なかなか言えません。
そこで、布製タイヤチェーンなら嫁も娘も何とか付けれると思い今回の購入になった訳です。
もちろん、女性にとって布製だから取り付けが簡単とは限りません。
必ず購入前に自分の車のタイヤサイズに対応しているか確認することが大切です。
そして、いざ雪が降ってから初めて取り付けるのではなく、晴れている日に一度練習しておく。
これが重要だと思っています。
我が家では、私が布製タイヤチェーンを取り付けする所を見てもらい、嫁と娘にも一緒に練習してもらうつもりです。
「雪が降ってから説明書を見ながら取り付ける」これだけは避けたい。
事前に一度でも取り付けておけば、本番の安心感が全然違います。
娘の車はオールシーズンタイヤ!それでも雪道はまだ走っていません

ちなみに、娘の車にはミネルヴァのオールシーズンタイヤを履かせています。タイヤの保管場所の確保をしなくて良いので、助かります。
因みにスタッドレスタイヤほど雪道でのグリップ性能は期待できないと思いますが、それでも私としては、
「何も対策していないよりは安心」
という気持ちがあります。
ただ、面白いことに、このタイヤを購入してからもう3年ほど経ちますが……
まだ一度も雪道を走っていません(笑)。
それくらい、こちらでは雪が積もらないんです。
だからこそ、「冬になったら必ずスタッドレスタイヤ」という考え方を、少し見直してもいいのではないかと思うようになりました。
ただし、ここは地域や使い方によって大きく変わります。
雪国に住んでいる方や、通勤などで毎日雪道を走る方なら、オールシーズンタイヤや布製タイヤチェーンだけで済ませるという考え方はおすすめできません。
自分が住んでいる地域の雪の量と、車を使う頻度を考えて選ぶことが大切です。
我が家の場合は、「ほとんど雪が降らない地域で、万が一の積雪に備える」という使い方。
だから、
スタッドレスタイヤを毎年交換するより、必要なときだけ布製タイヤチェーンを使う。
この方法を試してみることにしました。
もちろん、布製タイヤチェーンにもメリット・デメリットがあります。
装着したまま乾いた道路を長距離走るものではありませんし、商品によって性能や耐久性も違います。
購入するときは、価格だけではなく、タイヤサイズへの適合、装着方法、使用条件、メーカーの注意事項まで確認したいと思います。
そして何より大切なのは、雪が降ったら「これさえ付ければ大丈夫」と考えないこと。
速度を落とし、急ブレーキや急ハンドルを避け、安全第一で運転することです。
まとめ|「雪が少ない地域」だからこそタイヤチェーンという
以前の私は、
「冬になったらスタッドレスタイヤ」
と、何も考えずに交換していました。
でも、よく考えてみると、ほとんど雪道を走らない地域で、毎年タイヤ交換をするのは結構な負担です。
タイヤ代、交換の手間、保管場所、そして何より年齢とともに増えてくる身体への負担。
これらを考えた結果、我が家では布製タイヤチェーンを「万が一の雪への備え」として準備することにしました。
雪が降らなければ使わない。
雪の予報が出たら準備する。
そして、実際に使うときのために、天気のいい日に取り付け練習をしておく。
これなら、我が家の生活スタイルには合っている気がします。
もちろん、これはあくまで私の住んでいる地域と我が家の使い方の場合です。
雪の多い地域では、スタッドレスタイヤなど、より雪道に適した装備を選ぶべきでしょう。
「スタッドレスタイヤを買うべきか、それともタイヤチェーンを備えておくべきか?」
もし私と同じように、年に何度も雪が降らない地域に住んでいて、タイヤ交換や保管が負担になってきた方なら、一度考えてみてもいい選択肢だと思います。
「できれば嫁、娘に雪道なんて走らせたく無い!」
これが本音なんですけどね(笑)。
それでも、万が一のときに慌てないための準備だけはしておきたい。

60代になった今、私はそんな考え方に変わってきました。


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